資生堂にうかがいました。
BEAUTYプログラムは2007年末に資生堂さんとおこなったものが原型です。
がん患者さんのケアにもとりくんでおられ「美の力」でより良い社会を作っていくというコンセプトを感じました。
帰りに、LIFE QUALITY BEAUTY CENTERに立ち寄らせていただきました。
私は顔の左半分をこどものときの事故でやけどしており移植手術後も
肌の凹凸は消えないことをあきらめていたのですが、ほんとうに見事にカバーしてくださって感激でした。
帰り道、汐留のショーウインドーにうつる自分の顔に、すこし足取りも軽くなりました。
ひとの外面が、ひとりひとりの内面を変えて、社会の空気もかえていく。
ココロとカラダはひとつながりのもの。
自分のチカラではどうにもならないものに向き合ったとき、人はある種のチカラを必要とする。
人生の困難のなかには、必ず、ポジティブな要素が含まれているはずだ。
引いたマイナスのカードを、くるっとひっくり返してプラスのカードにしてしまう、生きていく賢さ、それはBEAUTY。
こうしたことを考えていたのだなと、ACFが2007年に作ったパンフレットをあらためてみておもいかえしました。
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